TOP > 輸送包装プロフェッショナルによる『輸送包装・梱包 改善ラボ』 > 輸送包装・梱包 改善ラボが掲げる”適材・適包”と改善フロー
輸送包装便覧.comを運営する東北ウエノでは、創業以来、製造業を中心に製品の輸送包装・梱包材の省スペース化・積載効率向上などの提案を行ってきました。
当社の掲げる適材・適包という考え方は、輸送包装時に製品に対して傷・汚れなどが発生しない様に輸送することが最も最適であり、かつ昨今問題となっている積載効率や輸送効率を考慮した提案を行うことでお客様の運搬コスト・輸送コストダウンを実現するというものです。
その為、当社へのお客様からのお問い合わせは、
といったことがあります。
当社ではこのようなお悩みに対して、最適な輸送包装の検討・提案を行います。以下では、より効率的な輸送包装の提案を行うフローについて、ご紹介をいたします。
こちらの輸送包装資材は、精密機器で使用する板金部品の輸送に使用する製品です。従来の輸送包装方法からの効率化提案を求められており、当社で提案を行いました。
板金部品の場合には意匠性などの面から表面に傷がないようにという指定がなされる場合が多々あります。そのため、緩衝材をはめ込み、部品同士が触れて傷がつかない様に風車積みでの積載を提案しました。この結果、一つの箱に4個を収容させる事に成功し、従来品と比較して輸送効率を2倍までに向上させることが可能となっています。
TECCELL(テクセル) 高強度・超軽量ハニカムコア材を用いた 板金曲げ製品の通い箱 |
|||
サイズ |
W650mm×D450mm×H400mm |
業界 |
自動車部品製造工場 |
付加機能 |
物流の効率化 省スペース化 |
製品カテゴリー |
通い箱 |
材質 |
PP製、ハニカムコア材 |
輸送包装便覧.comを運営する東北ウエノでは、既存の箱(トレー)に対する積載効率向上・作業効率向上提案を行っています。
上記の製品の場合、実はお客様からは既存のパレットに対して、輸送・搬送効率向上の提案ができないか?という要望を頂いていました。しかし、シミュレーションを行う中で、板金部品を収納するにはトレー自体の重量も課題であるとわかり、箱(トレー)の材質変更提案並びに積載効率向上提案を行いました。
また、従来は箱(トレー)を積み上げて、工場内で保管できるよう(※省スペース化)にしていたので、積載効率が上がるように左の写真にあるように、角部にレーザー溶着を施し、滑り止め、となる部品の取り付けも行いました。輸送包装においては用途・重量・省スペース化の視点は必須です!
Copyright© 輸送包装便覧.com. All right reserved.