輸送包装・梱包 改善ラボが掲げる”適材・適包”と改善フロー

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輸送包装・梱包 改善ラボが掲げる適材・適包による改善フロー

《輸送包装便覧.comが提案する包装改善・梱包改善提案とは?》

輸送包装便覧.comを運営する東北ウエノでは、創業以来、製造業を中心に製品の輸送包装・梱包材の省スペース化・積載効率向上などの提案を行ってきました。

当社の掲げる適材・適包という考え方は、輸送包装時に製品に対して傷・汚れなどが発生しない様に輸送することが最も最適であり、かつ昨今問題となっている積載効率や輸送効率を考慮した提案を行うことでお客様の運搬コスト・輸送コストダウンを実現するというものです。

その為、当社へのお客様からのお問い合わせは、

 

  1. ・社内で決まった梱包方法をより効率化させたい・改善の余地がないか検討したい!
  2. ・新規で立ち上げのあった量産品を輸送する方法を検討したい!

 

といったことがあります。

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当社ではこのようなお悩みに対して、最適な輸送包装の検討・提案を行います。以下では、より効率的な輸送包装の提案を行うフローについて、ご紹介をいたします。

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《輸送包装便覧.comが提案する包装改善・梱包改善提案フロー》

  1. 包装改善・梱包改善の対象となるワークをお預かりし、既存の梱包・包装方法の確認を実施
  2. ワークの外部流出不可の場合には、当社にて図面をもとに3次元CADデータを作成しシミュレーション!
  3.  既存の梱包・包装方法の確認。積載効率向上の余地や、傷などの原因になるような不備がないか確認
    • 通い箱などの制限がある場合が多く、当社では包装材の形状や採寸・材質の変更提案を行うことで省スペース化をご提案いたします!
  4.  現在のスペースへの最大積載数の確保のためのシミュレーションを実施。寸法データならびに当社で過去に行っていた実績データを重ねることで最適な積載方法の探索を行う。
    • テストピース①となる積載効率のみを考慮した包装材の設計を行い、自社で加工、積載テストを実施。
  5.  積載数量が最大化された後には、ワークが固定性・材質の軽量性・緩衝材によるワークの落下試験を実施
    • 当社の包装材設計提案は積載効率だけでなく、ワークの品質の確保ならびに物流コストを考慮した軽量化提案も行います。

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《輸送包装便覧.comが過去に行った提案事例》

こちらの輸送包装資材は、精密機器で使用する板金部品の輸送に使用する製品です。従来の輸送包装方法からの効率化提案を求められており、当社で提案を行いました。

 板金部品の場合には意匠性などの面から表面に傷がないようにという指定がなされる場合が多々あります。そのため、緩衝材をはめ込み、部品同士が触れて傷がつかない様に風車積みでの積載を提案しました。この結果、一つの箱に4個を収容させる事に成功し、従来品と比較して輸送効率を2倍までに向上させることが可能となっています。

板金部品の傷レス・意匠性を保ちつつ

TECCELL(テクセル) 高強度・超軽量ハニカムコア材を用いた 板金曲げ製品の通い箱

サイズ

W650mm×D450mm×H400mm

業界

自動車部品製造工場

付加機能

 物流の効率化  省スペース化

製品カテゴリー

通い箱

材質

PP製、ハニカムコア材

   

 

テクセルハニカム構造材に材質変更することで軽量化・コストダウン!

輸送包装便覧.comを運営する東北ウエノでは、既存の箱(トレー)に対する積載効率向上・作業効率向上提案を行っています。

上記の製品の場合、実はお客様からは既存のパレットに対して、輸送・搬送効率向上の提案ができないか?という要望を頂いていました。しかし、シミュレーションを行う中で、板金部品を収納するにはトレー自体の重量も課題であるとわかり、箱(トレー)の材質変更提案並びに積載効率向上提案を行いました。

また、従来は箱(トレー)を積み上げて、工場内で保管できるよう(※省スペース化)にしていたので、積載効率が上がるように左の写真にあるように、角部にレーザー溶着を施し、滑り止め、となる部品の取り付けも行いました。輸送包装においては用途・重量・省スペース化の視点は必須です!

 

テクセルハニカム

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