| 包装材の形状・用途別 | 個装/集合/海外出荷 紙器・化粧箱 | 包装対象の名称による分類 | 精密機器/工作機械/工具 |
|---|---|---|---|
| 対象業界別 | 鉄鋼/鋼材 | 包装材料別 | 段ボール |
| 設計要求事項別 | 物流の効率化 省スペース化 資材共通化 材料コスト抑制 | 包装の目的別 | 商品を”効率的に”搬送する 商品を包む 商品を保護する |
南部鉄器は製品ごとに形状や大きさが異なるため、現状ではそれぞれの製品に合わせた専用箱を使用していましたが、対象製品は25種類に及び、資材の管理や保管に手間がかかることが課題となっていました。
多様な形状・大きさ・重量のある南部鉄器に対応できるよう、梱包資材の共通化を検討しました。
現状は、製品ごとに専用の梱包箱を使用しており、25種類の資材を管理する必要がありました。また、組み立てた状態で納品しているため、保管スペースの確保も課題となっていました。
そこで、できる限り資材の種類を削減し、資材コスト低減。梱包箱を平らな状態で納品とすることで、輸送効率向上、保管スペースの低減を目指しました。一方で、重量のある南部鉄器に対応するため、製品を確実に保持できる強度も必要となりました。
25種類の南部鉄器を形状や大きさごとにグループ分けし、できる限り同じ梱包仕様を兼用できるよう検討しました。
内装材は段ボールのみを使用し、製品を固定する固定パットと、上部から製品を押さえる天パットを基本構成としました。製品ごとに専用の梱包材を用意するのではなく、パットの組み合わせによって複数の製品に対応できる仕様としています。
さらに、重量のある南部鉄器を収納することを考慮し、段ボール製の内装材でも製品重量に耐えられるよう、製品の収納方法やパットによる支持方法を検討しています。これにより、資材の共通化を図りながら、多様な製品に対応できる梱包仕様としました。
25種類の南部鉄器を2グループに分け、梱包材をできる限り共通化した点がポイントです。段ボール製の固定パットと天パットを組み合わせることで、多様な形状の製品に対応しながら、重量のある南部鉄器を安定して保持できる構造としました。
また、梱包箱を平納品できる仕様とすることで、輸送効率向上と保管時のスペース効率化に繋がりました。
近しい形状や大きさの製品が複数ある場合、それぞれの製品専用に梱包を用意するのではなく、梱包仕様を共通化できる可能性があります。一方で、製品の形状や重量などによっては共通化が難しい場合もあるため、製品ごとの特性を確認したうえで、共通化できる範囲を検討することが重要です。
今回の事例では、25種類の南部鉄器をグループ分けし、共通化が可能な製品について、内装パットの折り方や使用方法を工夫することで、できる限り少ない種類の資材で対応できる梱包仕様を設計しました。
このように、製品の特性に応じて共通化できる範囲を見極めることで、資材の種類や管理負担の削減、保管スペースの効率化につながります。
東北ウエノでは、製品の特性や出荷現場の作業性を踏まえ、保護性能・作業性・コストのバランスを考慮した輸送包装をご提案しています。
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